アンコール曲 曲目紹介
第69回定期演奏会 アンコール曲 曲目紹介
ブラームス作曲(ドヴォルザーク編曲) ハンガリー舞曲第17番
J.Brahms(arr.A.Dvorak) Hungarian Dance No.17
アンコール曲は、ブラームスのハンガリー舞曲全21曲のうちの第17番です。本来はピアノ連弾曲で、いわゆるジプシー(ロマ)音楽から素材を取った2台のピアノのために舞曲集です。1869年(ブラームス36歳)に10曲の舞曲集(第1番~10番)として出版され、1880年(ブラームス47歳)には11曲の舞曲集(第11番~21番)が出版されました。
これら21曲はすべて管弦楽用に編曲されており、我々のようなアマチュアオーケストラにとっても貴重なレパートリーになっています。尤もブラームス自身が編曲したのは、第1番、3番、10番の3曲のみで、それ以外の18曲はいろいろな作曲家によるものです。そして第17番~21番の管弦楽編曲を手掛けたのがドヴォルザークでした。
いかがでしたでしょうか。
本日は、ようこそお越しいただき、ありがとうございました。次回、第70回記念演奏会は、ソロヴァイオリニストを招き、再び(第68回に続き)フランス物に取り組む予定です。ぜひ足をお運びくださいますよう、お願い申し上げます。
第68回定期演奏会 アンコール曲 曲目紹介
ドビュッシー(ラヴェル編曲) 舞曲 -スティリー風タランテラ-
C.Debussy(arr.M.Ravel) Danse -Tarantelle styrienne-
アンコール曲としてご用意したのは、ドビュッシーのピアノ曲をラヴェルが編曲した「舞曲」です。「スティリー風タランテラ」とも言われます。(楽譜の初版時の題名。)
原曲をドビュッシーが作曲したのは1888年、ラヴェルが出版社の依頼を受けて管弦楽用に編曲したのが1922年で、ちょうど「展覧会の絵」の編曲に取り組んでいた期間です。ドビュッシーは1918年に亡くなったので、ラヴェル自身がドビュッシー未亡人の了解を得て編曲したという経緯があります。
タランテラというのは、イタリア・ナポリに伝わる速いテンポの舞曲の一種で、8分の6拍子をとる場合が多いです。6拍子ということは、2拍子×3と、3拍子×2の二通りの組み合わせがあるわけで、実際にこの曲は2拍子と3拍子が交錯し、軽妙なリズムを楽しむことができます。逆に演奏する側にとっては、けっこうな難物なのですが。
「展覧会の絵」という大曲の後のおまけとして、このおしゃれな小曲の雰囲気が出せたでしょうか。その他の曲と併せて、ぜひご感想をお寄せください。
本日は、ようこそお越しいただき、ありがとうございました。次回の演奏会にもぜひ足をお運びくださるよう、お願い申し上げます。
